「中日新聞Web」より
輪島市里町の株式会社「奥能登元気プロジェクト」は一日、地元の特産「輪島ふぐ」の身やだしが入り、うま味が詰まった特製レトルトカレーを発売する。
奥田和也代表（４８）は「食感や風味といったフグそのものを感じられる逸品ができた」と胸を張る。
一口サイズの身二つが入る。
試行錯誤の末に、調理の段階でなるべく後に身を入れるように工夫し、かたくならず、本来のぷりぷりの食感を残した。
だしは焼いた骨部分から取り、フグらしい香りを楽しめるようにした。
同社によると、輪島ふぐのレトルトカレーはこれまで商品化されておらず、今回が初めてという。
同社の障害者向け就労移行支援事業所「奥能登ＷＯＲＫＳ（ワークス）スタジオ」に通う利用者が調理を担当。
地元が誇る一次産業の特産品ＰＲにも一役買っており、奥田さんは「“漁福連携”の取り組みで、地元の人に貢献できれば」と意気込みを語る。
同社は能登町産ブルーベリーや能登地方で捕れたイノシシ肉などのレトルトカレーを手掛けており、カレー作りのノウハウがある。
「奥能登プレミアム 輪島ふぐカレー」は中辛の百八十グラム入りで税抜き七百円。主に能登地方の道の駅や観光物産施設などで販売する。
（問）奥能登元気プロジェクト ０７６８（３４）１３５０
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現在、ネットでは「TSURUTAKE」さんで購入ができます。
特選商品「輪島ふぐカレー」
