「中日新聞Web」より
輪島市門前町七浦地区発祥とされる民謡「能登麦屋節」(県指定無形民俗文化財)を学ぶ授業が六日、同市門前中学校であり、能登麦屋節保存会員らが地元の伝統を全校生徒に伝えた。
初めに同市門前総合支所地域振興課の職員が、能登麦屋節の歴史を紹介。
輪島市がかつてそうめんの一大産地であったことに触れつつ「そうめんの原料となる小麦をひく時にうたわれた作業唄だった」と説明した。
続けて保存会員が、三味線や太鼓のおはやしに合わせて唄と踊りを披露。
独特の節を響かせながら、小麦をひく動作などを織り交ぜたユニークな踊りを見せた。
生徒と一緒にうたう場面もあり、生徒は恥ずかしがりながらも声を出して地元の伝統に親しんでいた。
能登麦屋節は、室町時代末期に生まれ、富山県南砺市五箇山地区に伝わる越中麦屋節の起源ともされている。
毎年、輪島市で全国大会も開かれている。
2018年 第30回 能都麦屋節全国大会 最優秀賞者
※動画提供:和洋菓子島崎 様
「輪島市立門前中学校 お知らせ」より
2019/12/06 麦屋節
保存会の方をお招きして,麦屋節を披露していただきました。
地元の伝統とはいえ,なかなか生で聞く機会の少ないであろう麦屋節を生で聞けたのは貴重な経験になりました。
実際に歌ったたりもしました。どの学年も上手に歌えていました。