輪島たいむす

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隈研吾さんデザインの皿が輪島塗会館で展示されています。

北國新聞より

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輪島漆器商工業協同組合は24日までに、輪島市の輪島塗会館で、世界的建築家の隈研吾さんがデザインした輪島塗の皿6点セットの常設展示を始めた。

隈さんデザインの皿は、昨年夏に打ち合わせが始まり、今年4月から、9事業所12人の職人が分業して制作に当たった。県中小企業団体中央会が支援した。
10月5、6日に市内で開かれた国内屈指のグルメイベント「ダイニングアウト」(北國新聞社後援)で初披露され、この器で料理を味わった参加者12人が、その場で購入した。

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輪島塗会館の常設展示では、隈さんのアイデアを形にした熟練職人12人を写真付きで紹介している。
1セット45万円(税別)で注文も受ける。

DESIGNING OUT

『DESIGNING OUT』とは、地場産業や伝統工芸に焦点を当てることで、地域の価値を再発見する新しいモノ作りプロジェクト。

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『DESIGNING OUT Vol.2』のテーマは、国指定重要無形文化財の「輪島塗」です。
クリエイターには、新国立競技場のデザインに携わったことも記憶に新しい、世界的な建築家である隈 研吾氏を迎え、「輪島塗」に新たな風を吹き込みます。

オリジナルの「輪島塗」のコンセプトを隈研吾氏は、「100 以上の工程を経て完成する輪島塗の器は、作業工程ごとに完全な分業体制が出来ている。職人から職人へと渡っていく器を見て、器の出来上がる過程を一連の食器としてデザインすることにした。コースで出される食体験の中に器が完成する時間軸を重ね合わせる事が出来た。」と話しました。

 

隈研吾氏、輪島の職人に出逢う。見えてきた新たな輪島塗のかたち。

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「輪島塗」に新たな風を吹き込むプロジェクト『DESIGNING OUT Vol.2』が始動。

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隈 研吾(建築家)

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1954年生。
東京大学建築学科大学院修了。
1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。
これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他、国内外で様々な賞を受けている。
その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

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