「北國新聞」より
金沢学院大、金沢学院短大と輪島市は９日、包括連携協定を結んだ。
健康増進や福祉、食育や食文化振興、市街地活性化などの取り組みで協力する。
第１弾としてＩＣＴ（情報通信技術）や英語の教育に関する小学校教員向け研修会を、来年２月１０日に開く。
市役所での締結式では、金沢学院大の秋山稔学長、金沢学院短大の川村美笑子学長、梶文秋市長が協定書に署名した。
秋山学長は「輪島市とはさまざまな分野で連携が可能。学生が地域に貢献し、生き抜く力を育む場になる」と語った。
梶市長は「市内の財産を守り、生かすことが大切」と連携による取り組みに期待した。
懇談会では、同大などの専門家が協力し、教員のＩＣＴや英語教育のレベルアップ、栄養、運動面での施策、観光振興などで連携できる可能性が示された。
高齢者の介護予防活動などでも協力することを確認した。
金沢学院大による同様の協定は、輪島が１１市町目となった。
