重蔵神社「大鳥居 建立」(完成)
「中日新聞Web」より
二〇〇七年の能登半島地震で倒壊して以来、なくなっていた輪島市河井町の重蔵神社の鳥居が十二年ぶりに再建された。
震度7の揺れでも倒れない耐震化を施した。
新しい鳥居は高さ七・八メートル、通り抜けられる幅が五・一メートル。
倒壊した鳥居と同じく国産の御影石を使った。
氏子でつくる同神社復興委員会が中心となり、再建を進めてきた。
費用は二千三百万円。
式では同委員や施工業者ら十人が出席し、真っさらな鳥居を通り抜けた。氏子総代会長で復興委員会の平野真人委員長(76)は「感無量の思い。(初詣でにぎわう)正月を前に完成してほっとしている」と語った。
既に鳥居のそばに一対のこま犬を置いているが、さらに今月中に一対の灯籠も並べる。
来春から参道を整備し、続いて拝殿の修復に取り組む予定。
完成写真
※一部、「Googleストリートビュー」を使用して工事前、後を比較できるようにしています。
着工前
完 成