「中日新聞Web」より
輪島市中心部の重蔵、住吉両神社の祭礼を一年間支える男性組織「御当（おとう）組」の事務所開きが八日、各神社近くであった。
団体名は、重蔵神社（河井町）の奉仕団体が「令和互輪会（れいわごりんかい）」、住吉神社（鳳至町）の奉仕団体が「鳳令翔会（おおとりれいしょうかい）」に決定。
それぞれ神事を営んだ後に事務所に看板を掲げ、一年間地域のために尽くす決意を新たにした。
両団体は今後、祝い歌「輪島まだら」の練習に励むほか、四月の曳山（ひきやま）祭などさまざまな祭礼に向けた準備を進めていく。
令和互輪会（れいわごりんかい）
一九七九年度生まれの男性三十三人で結成。
団体名には、東京五輪も開催される記念すべき一年間、仲間とともに地域の輪をつなげていくという思いを込めた。
小浦友行会長（４０）は「時代とともに神事や伝統の継承が難しくなる中、先輩方が引き継いでこられた由緒ある役目。自分たちもしっかり後輩につなげるよう、厳かな気持ちで務めていきたい」と話した。
【会 長】小浦友行
【筆頭副会長】上野吉之
【副会長】江端英人、九尾洋行、寺田直樹、宮下和博
【同兼神事部長】山崎稔幸
【会計長】卯木将史
【監 査】北洋介、丸川智生
【総務部長】麻窪広志
【直会部長】上田真也
【企画部長】石橋竜太
【装飾部長】坂口学
【運行部長】中山敦志
【記録広報部長】久保裕
【幹事長】曽又耕作
鳳令翔会（おおとりれいしょうかい）
八〇年度生まれの男性三十人で結成。
令和時代で最初に結成したことから、新しい時代を大きく羽ばたいていく気持ちを団体名に込めた。
山岸浩幸会長（３９）は「会員みんなの力を貸してもらい、楽しみながらもしっかりと役目を果たしたい。令和最初の御当組なので、例年以上に良かったと思われる会にしたい」と話した。
【会 長】山岸浩幸
【筆頭副会長】天野純一
【副会長】小林至、天野裕輔、東智也、竹矢克昇、東晴貴、若島貴之、辻竜也
【会計長】岡山貴幸
【事務局長】多川哲治
【交通部長】永井明宏
【寄附部長】池端泰成
【御立寄部長兼神事部長】横田圭亮
【装飾部長兼写真部長】南忠博
【企画部長】古坂一正
【直会部長兼子供部長】田中誠一郎
【唄部長】島田淳一
【幹事長】干場健吾
