輪島たいむす

石川県輪島市の情報をゆる~く紹介していきます

海外協力隊としてペルーで活動された萬正直子さんが市役所で活動成果についての報告をされました

「中日新聞Web」より

www.chunichi.co.jp

f:id:wajimatime:20200210175111p:plain

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、先月中旬まで南米・ペルーで活動していた輪島市出身の萬正(ばんしょう)直子さんが五日、市役所を訪れ、二年間取り組んだ現地住民の栄養改善や学校菜園の普及などの活動成果について、坂口茂副市長に報告した。
萬正さんは二〇一八年一月にペルーへ渡り、一カ月後に同国北部にあるカハマルカ州のサン・ミゲル郡に赴任。
海抜二五〇〇メートルを超える山岳地帯の小中学校を回り、学校菜園などでラディッシュやホウレンソウなどを現地の子どもたちと育てつつ、野菜を食べる大切さを伝える活動などに先月まで取り組んでいた。
市役所で萬正さんは「ペルーの人は炭水化物ばかりの食事が多く、貧血や肥満など健康問題が少なくなかった」と活動の意義を説明。
標高が高いため育てられる野菜も限られたこと、有機農法ゆえに虫害に悩んだことなどを振り返った。
生活面では、標高の高い場所への順応や現地で使われるスペイン語のなまりに苦労したことも紹介。
「現地の料理は、とにかく塩とニンニクと油を使ったものばかりで本当に日本の料理が恋しかった」と苦笑いしつつ、「達成感とかそういう単純なものでは表現できない二年間だった。
現地の人にどういう意味があった活動なのかゆっくり考えていきたい」と話した。