「バーチャル高校野球」より
今夏に開かれる第102回全国高校野球選手権大会のキャッチフレーズコンクール（朝日新聞社、朝日放送テレビ、朝日放送ラジオ主催、日本高野連後援）で、日本航空高校石川1年の中元悠生さん（16）の作品が、各都道府県の応募者から1人ずつ選ばれる優秀賞に輝いた。
全国から1万961点の応募があった。
中元さんの作品は「未来へつなげ、僕らの夏！」。
いつの時代も高校球児のあこがれである甲子園。中元さんは「大半はその土を踏むことさえ許されず涙を流す。その背中を追って次の世代が育っていく。この夏をめぐる思いが令和の時代、その先の未来へと受け継がれていってほしいという思いを込めた」という。
大阪出身で、パイロットになる夢をかなえるために同校に入った。
グライダー部に所属し、離着陸の練習を重ねて着実に夢に近づいている。
上空からは野球部やラグビー部が猛練習しているのが見え、「自分も頑張ろうと励みになっている」と話した。
