「中日新聞Web」より
「スイセンの里」として知られる輪島市西山町大西山地区で、二万株超のスイセンが見ごろを迎えている。
庭先や田畑のあぜ道、山の斜面などに鮮やかな白や黄色の花が咲き誇り、里山に春の到来を告げている。
四十年ほど前にスイセンを育てていた地元住民が株分けして、地域全体に次々と移植した。
案内看板なども手作りし、近年では里山が誇る春の名物として愛好家も多く足を運んでいる。
地元に住む坂本春雄さん(80)によると、今年は暖冬の影響で十日ほど開花が早く、二十五日に案内看板などを設置。
現在は既に満開の花も多いが、見ごろは四月の中旬ごろまで続く見込み。
坂本さんは「雪が少なかった分、今年は成長が早かった。例年通りきれいな花が咲いているので、多くの人に見てもらえたら」と話している。
「輪島たび色」より
水仙の里 今が花盛りです。(輪島市西山町大西山地区)