輪島たいむす

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高洲山頂で山開き神事「嶽山祭り」が営まれました

「中日新聞Web」HPより

www.chunichi.co.jp

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奥能登最高峰で知られる輪島市の高洲山(五六七メートル)の山頂付近にある高洲神社奥宮で八日、「嶽山(だけやま)祭り」と呼ばれる山開きの神事が営まれた。

同神社の鷲嶽(わしたけ)勝彦宮司がおはらいなどをした後、地域住民らが玉串を納め、登山者の安全や家内安全、商売繁盛などを祈願。
同市大野地区の道端清隆区長(63)は「地元の私たちが守らなければ、山は荒れてしまう。これからも神事を続けたり、手入れをしたりして、多くの人に愛される山にしていきたい」と話した。

高洲山は、古くから「嶽山」として地元住民から親しまれ、かつては座り仕事の多い輪島塗の職人が健康維持を目的に登り、山頂で技術向上や商売繁盛を祈願したという。
晴れた日には、輪島沖の舳倉島や七ツ島、北アルプスの立山連峰などを望むことができる。

山はいつでも登ることができるが、登山シーズンが始まる節目に神事を営んでいる。

高洲山

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ja.wikipedia.org

輪島市の市街地や海岸線からもよく見える山である。
山頂には航空自衛隊のレーダーサイトがあるためすぐにそれとわかる。
古くは嶽山(だけやま)とも呼ばれ信仰の山にもなっており、山腹には高洲神社が、山頂には高洲神社の奥宮が鎮座している。
地元の学校では遠足で登るなどしており、市民に親しまれた山となっている。
山頂には能登では貴重なブナ林が広がっているが、南側は一部開けており、近くにこれより標高の高い山は存在しないことも相まって眺望が大変素晴らしい。
能登空港、能登島、 富山湾を挟んでの立山連峰や後立山連峰、さらに条件さえよければ遠く新潟焼山や加賀の白山まで見渡すことが出来る。