「北國新聞」HPより
輪島市東陽中は4日までに、全校生徒27人がレインボープロジェクトと銘打ち、窓ガラスに虹の絵とメッセージを飾って発信する取り組みを始めた。
コロナ禍で世の中に暗いムードが漂う中、生徒が希望を持ち続けるとともに、地域に笑顔が広がってほしいとの思いを込めた。保健・美化委員会が企画した英国各地の子どもたちが医療従事者に感謝の気持ちを伝えるため、窓ガラスに虹のアートを飾った運動に着想を得て、委員8人が呼び掛けた。
生徒はA3の紙に思い思いの虹の絵と、自分のやりたいことや目標とともに、「明るく 元気に前向きに!」「コロナに負けるな!!石川県」などのメッセージを記し、1階ランチルームの窓ガラスに貼った。
同校には地域住民から手作りマスクや消毒液が寄せられており、同委員会担当の上田愉美子教諭は「日頃からお世話になっている地域への感謝の気持ちを伝えたい」と話す。
東優斗委員長(3年)は「地域の人々や、生徒がみんな笑顔になってほしい」と話した。
輪島市立東陽中学校
自ら考え、共に磨き、深め合い、自信をもって表現できる生徒の育成