「スポニチアネックス」HPより
令和2年度夏季石川県高校野球大会 決勝
日本航空石川 2 ― 1 星稜
( 2020年8月9日 石川県立野球場 )
日本航空石川が17年以来、3度目の石川県の夏制覇を成し遂げ、、昨秋石川大会、北信越大会決勝ではね返された星稜の高い壁を越えた。
今秋ドラフト候補のエース右腕・嘉手苅(かてかる)浩太(3年)が「8番・投手」で先発し6回1/3を1失点と好投。
1―1の8回1死一塁から盗塁と敵失で得た勝ち越し点を守り抜いた。星稜は2017年の秋季石川大会2回戦以降の県内公式戦連勝が39でストップ。
3年連続21回目の夏の石川県制覇を狙ったが「8番投手」で先発したエース右腕の荻原吟哉(3年)の8回2失点の好投に打線が応えられなかった。
そして8月16日(日)はついに「2020年甲子園高校野球交流試合」鶴岡東 - 日本航空石川の試合が行われます。
2020年甲子園高校野球交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合(2020ねんこうしえんこうこうやきゅうこうりゅうしあい)は、2020年8月10日から6日間(休養・予備日を除く)にわたって阪神甲子園球場で開催を予定している交流試合。
日本国内で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している影響で中止された第92回選抜高等学校野球大会の代替試合である。
試合の見どころ
「毎日新聞(センバツLIVE!)」HPより
強打を武器とする鶴岡東に対し、本格派右腕2人を擁する日本航空石川がどう抑えるか。
打撃戦になれば鶴岡東に、ロースコアで終盤までもつれれば日本航空石川に勝機が生まれる。日本航空石川はともに140キロ超の直球で押す嘉手苅浩太、田中颯希の両右腕の踏ん張りが不可欠だ。
恵まれた体格の嘉手苅は球威だけでなく、フォークなどの変化球も切れる。
田中は打者との駆け引きに工夫を凝らし、試合を作る能力にたけている。
異なる特徴を持つ2人の継投機もポイントになりそうだ。
中村隆監督は「点の取り合いになると厳しい。最少失点でしのぎ、後半勝負に持ち込みたい」とイメージを描く。
【タイプ異なる右腕支える堅守 コロナショックから立て直した日本航空石川】
2018年のセンバツは強力打線で8強に進出したが、今回は中村隆監督が「過去と比べても一番」と評する両右腕を柱とした守り勝つ野球で挑む。
秋の公式戦9試合全てに登板した田中颯希(3年)は打たせて取るタイプだが、ピンチでは狙って三振を奪う。
球速は新型コロナウイルスによる自粛中の練習で145キロにアップした。190センチ、100キロを超す大型の嘉手苅浩太(3年)は140キロ台後半の速球が武器の本格派。
入学後は足の甲、腰とけがが続き、昨秋の県大会決勝では右肘を痛めて北信越大会は投げられなかったが、股関節を柔らかくするなど故障しにくい体を作ってきた。
9試合で6失策の安定した守りでリズムを作り、打線は秋に2番を務め、打率4割7分5厘を記録した主将・井口太陽(3年)を中心に機動力を絡めて1点を奪いにいく。
【日本航空石川・井口太陽主将の話】
(対戦相手の鶴岡東は)投打ともに良いチーム。
(練習再開後)雰囲気や状態は日々良くなっている。
感謝の気持ちを忘れずに、(甲子園での)1試合で全力を出し切りたい。
【能登の悲願「全てを出し切って」輪島綜合自動車学校長・田中吉栄さん】
選手の努力を考えると、春と夏の甲子園大会が中止になったことは残念でしたが、交流試合が実現して本当に良かったと思います。
これまで一生懸命頑張ってきたこと全てを出し切ってください。本校は、輪島キリコ会館や輪島工房長屋など輪島の観光事業を手掛ける「まちづくり輪島」の一組織。
日本航空石川の生徒さんは礼儀正しい子が多く、私も彼らからエネルギーをもらっています。石川県は星稜など金沢市の学校が強く、「能登から甲子園」は地元の悲願でした。
それを実現してくれた学校で、活躍に期待が膨らみます。
3月や8月は自動車学校の繁忙期で甲子園で応援した経験はありませんが、今回も地元・能登から熱い声援を送ります。
「日本航空石川」へのエール
「朝日新聞」HPより
中止になった春の選抜高校野球大会出場予定校を阪神甲子園球場に招く交流試合。
10日の開幕を前に、出場する日本航空石川の中村隆監督(36)や井口太陽主将(3年)らが6日、地元の輪島市役所を訪れ、梶文秋市長から激励を受けた。井口主将は「感謝の気持ちを忘れず、全力でプレーしたい」と意気込み、中村監督も「勝ち負けというより、甲子園で試合ができることを楽しんでほしい」。
梶市長は「頑張ってきた成果を悔いのないように発揮していただきたい」と述べた。
「毎日新聞(センバツLIVE!)」HPより(※リンク先に動画あり)
10日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる「2020年甲子園高校野球交流試合」に出場する日本航空石川(石川県輪島市)、星稜(金沢市)の両校に対し、県内に住みながら活動している吉本興業所属のお笑いコンビが「笑い」でエールを送る応援動画を制作した。
出場校紹介「日本航空石川」
「毎日新聞(センバツLIVE!)」HPより(※リンク先に動画あり)
ナレーションは「吉岡里穂」さん (*゚∀゚)=3
「毎日新聞(センバツLIVE!)」HP