「YAHOO!ニュース(おとなの週末)」HPより
屋号の「輪」は、縁という意味だけでなく、能登の輪島市からの由来もある。
実はこの店、石川県の能登にルーツを持つ調味料や食材を多数取りそろえ、今後はラーメンだけにこだわらず、一品料理を食せるお店にするという。
ラーメン店なのに、能登輪島の純米酒「おれの酒」(650円)まである。
こだわりの強さがここからも感じられるはずだ。「天六で2年お店をしてて、今のお店に移転したのが7月26日。移って今で約3ヵ月です。こちらに移ったのも人の繋がりのご縁から。人の縁が輪となって今があると思ったので輪という屋号にしたんです」
こう教えてくれたのは、麺匠「輪」の店主の中野茂美さん。今回は、ラーメンを食す前に輪島の朝市直送の「いかの丸干」(キモ入り・300円)や「ふぐの卵巣麹漬け」(450円)、「あかにし貝燻製」(350円)、「ワカメ」(150円)をアテに日本酒で乾杯。
これが旨いなんてもんじゃない。どれも風味があって、塩分高め。
酒好きの肴には絶好のヤツ!しかも、追加で「いかの塩辛麹漬け」(350円)も……。そしてお待ちかね!〆のラーメンだ。
白湯が有名だが、この日はもう一つの清湯を注文。
味付けは塩と醤油があって、今回は塩に。
満腹だったので小さいサイズで注文。
具沢山すぎて麺が隠れてしまっている。
それほど豪華な仕上がりだ。特筆すべきは濁りのない透明なスープ。
上品、かつ円やか。あっさり塩味で玉ねぎと三つ葉がアクセントとなる。
見てわかるように、レアチャーシューの火通しが絶妙で柔らか。何枚でも食せる旨さだった。
麺匠 輪
麺匠輪(めんしょうわ)は、大阪市深江橋のラーメン屋です。
ラーメン作り20年以上の店主が、故郷の石川県輪島の塩、醤油、鶏ガラを使用したスープを店内仕込みしています。
塩、醤油、鶏白湯ラーメン、月替わりの限定ラーメンをやっています。