輪島たいむす

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御陣乗太鼓で疫病退散 ( ´゚∀゚)ノ!白山神社で打ち初め

「北國新聞」HPより

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県無形民俗文化財の御陣乗太鼓の打ち初め式は2日、輪島市名舟町の白山神社で行われ、太鼓保存会員約30人が今年の精進と疫病退散を祈願し、力強いばちさばきを披露した。

神事の後、児童から65歳までが代わる代わるばちを握った。
打ち初め式は面や衣装は着けない習わしだが、新型コロナ感染防止のためマスクを着用し、見えを切りながら豪快な音を響かせた。

昨年の出演回数は638回で、新型コロナ感染拡大の影響を受け、例年の半数近くに減少した。
古酒谷(こざかや)政幸会長は「コロナの撲滅を願って精いっぱい打ち込んだ」と話した。

御陣乗太鼓

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御陣乗太鼓は、輪島市名舟町に伝わる郷土芸能です。
1577(天正5)年、上杉謙信の軍勢が名舟に攻め込んだ時に、鬼や亡霊の面に海藻の髪を振り乱しながら太鼓を打ち鳴らす奇襲を仕掛け、上杉軍を追い払ったとされています。
これが、今日まで祭りの行事「御陣乗太鼓」として伝えられ、県指定の無形民俗文化財に指定されています。