輪島たいむす

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輪島崎町で厄よけを願う神事「面様年頭」が営まれました

「中日新聞」HPより

www.chunichi.co.jp

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夫婦神の面を着けた小学生が地域の氏子宅を訪れ、厄よけを願う神事「面様年頭(めんさまねんとう)」が十四日、石川県輪島市輪島崎町で営まれた。
面様は地元鳳至(ふげし)小学校の四〜六年生四人が午前と午後に分かれ、二人一組で務めた。
輪島前(わじまさき)神社でおはらいを受け男神は串柿面、女神は女郎面を着け、付き人と共に百軒ほどの氏子宅を回った。
面様は終始無言でいるのが習わし。
玄関ではサカキで戸をたたき、付き人が「面様年頭」と大声を上げて来訪を知らせた。
氏子は神棚の前に面様を案内し、無病息災を祈った。
元漁師の板谷稔さん(74)は「昨年は新型コロナのため都会に住む子どもや孫に会えず寂しかった。今年は健康で集まれたら良い」と願った。
神事は四百年余りの歴史があるとされ、国指定重要無形民俗文化財で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている。
毎年一月十四日に山側から海側へ回る「おいで面様」、同二十日に逆回りの「お帰り面様」が営まれる。

「テレビ金沢」HPより(リンク先に動画あり)

石川県輪島市伝統の厄よけ神事「面様年頭」 地元住民たちがコロナ収束を願う

お面をつけた子どもたちが町内を回って無病息災を祈る厄よけの神事「面様年頭」が14日、石川県輪島市で行われた。

「面様年頭」は石川県輪島市輪島崎町に400年以上前から伝わる神事で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。

地元の小学生が夫婦の神様「面様」に扮し、サカキの枝で玄関先を叩いてその家の厄を払う。

地元の人たちからは家内安全とともに、新型コロナの収束を願う声が多く聞かれた。

面様年頭

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wajimanavi.jp

厄よけの神事 面様年頭
輪島崎町に古くから伝わる厄よけの神事の面様年頭。
1月14日(おいで面様)と1月20日(お帰り面様)が行われます。

怪奇な男面(串柿面)と女面(女郎面)と狩衣をつけサカキの枝を持った夫婦神をかたどった小学生2人に供人がつき、氏子の家々を訪れ、面様は一切言葉を発しないのが習わし。
まず、玄関をサカキの枝で強くたたいて清め、家に上がり、神棚をお払いします。
家人から「面様おめでとうございます」と年賀の挨拶を受け差し出されたお初穂を受け取り家を出ます。

14日は河井町重蔵神社でも行われるが、こちらは少し趣が違うものとなっています。