輪島たいむす

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門前町にて「能登半島地震」の追悼と復興への感謝の式典が催されました

「北國新聞」HPより

www.hokkoku.co.jp

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最大震度6強を観測し、1人が死亡、338人が負傷した能登半島地震は25日、発生から14年を迎えた。
被害が大きかった輪島市門前町では追悼と復興への感謝の式典が催された。
地域住民らが震災の教訓を後世に語り継ぎ、災害に備える気持ちを新たにした。

震災の修復工事が完了したばかりの曹洞宗大本山總持寺祖院前の總持寺通りにある堀端交流広場で毎年行われている式典「3・25の灯(ともしび)」
広場の「復興感謝之碑」前には約50人が集まった。
発生時刻の午前9時41分に合わせて1分間黙とうし、鈴木永一(えいいつ)監院老師ら總持寺祖院の僧侶による読経の中、焼香し手を合わせた。

主催した総持寺通り協同組合の五十嵐義憲(よしのり)代表理事(73)は、昨年3月に輪島で震度5強を観測した地震や、東日本大震災の余震に触れ、災害に備える大切さを呼び掛けた。
鈴木監院老師は、昨年12月に復興工事を終えたことに、「無事に元の姿に戻ったことは奇跡に近い。多くのご芳情(ほうじょう)を賜り、本当にありがたい」と話した。

能登半島地震では最大震度6強を輪島市、七尾市、穴水町で観測し、住宅686棟が全壊し、1740棟が半壊した。

「YAHOO!ニュース(MRO北陸放送)」HPより(リンク先に動画あり)

news.yahoo.co.jp

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最大震度6強を観測し、甚大な被害を及ぼした能登半島地震の発生から25日で14年です。
被災地の一つ石川県輪島市では慰霊祭が行われ、災害の記憶を伝えていく気持ちを新たにしました。

地震による被害が大きかった輪島市門前町の総持寺通りで行われた慰霊祭には、地元の住民らおよそ50人が出席し、地震が発生した午前9時41分に合わせて黙とうを捧げました。

14年前の能登半島地震では、輪島市と七尾市、穴水町で震度6強を観測。
1人が亡くなり、338人が重軽傷を負ったほか、2万9000棟あまりの住宅に被害が出ました。

年々、深刻になる奥能登の過疎化。
それでも住民らは、震災の教訓を今に語り継ごうとしています。
参加した住民は「防災に強い町づくりそれに耐えれる人づくりをしていきたいなと思っております」と話していました。
また、総持寺通り協同組合の五十嵐義憲代表理事は「地域住民と一緒にいろんな意味で助け合いながらいきたいなと思う」と気持ちを新たにしていました。

14年という長い年月を経て、輪島市は来月6日に能登半島地震からの完全復興を宣言することにしています。