阿岸本誓寺の「アギシコギクザクラ」が見ごろだよ (｡・ω・｡)

「MRO北陸放送」HPより

this.kiji.is

２０日の石川県内は高気圧に覆われ、各地で青空が広がっています。
こうした中、輪島市の寺では綿帽子のような花を咲かせる「アギシコギクザクラ」が見頃を迎え、多くの人の目を楽しませています。

輪島市門前町にある阿岸本誓寺の境内では、２００年以上前に植えられたとされる山桜の一種「アギシコギクザクラ」が薄いピンクや白の花を咲かせています。

県の天然記念物にも指定されている「アギシコギクザクラ」は、一つの花におよそ１３０枚の花びらをつける珍しい桜です。
開花時は淡いピンク色をしていますが満開を迎えると真っ白な花へと変わり、フワフワと風に揺れる姿はまるで綿帽子のように見えます。

阿岸本誓寺

wajimanavi.jp

真宗大谷派　阿岸本誓寺（あぎしほんせいじ）は、能登における真宗の最古、最大の寺院です。
現存する本堂は、寛政4年（1792年）に再建立されたものですが、寺の開山はさらに遡るといわれています。
本堂を包み込む見事な茅葺屋根は、全国でも三指に入るほどの大きさ。
そのやさしい風合いは古刹の静寂のなかにもどこか、ぬくもりを感じさせてくれます。
総けやきの山門や苔むした石段が、風情をさらに引き立てます。