「NHK」HPより
石川県輪島市の「白米の千枚田(しろよねのせんまいだ)」では田植えが行われ、田んぼのオーナーたちが新型コロナウイルスの感染対策を行いながら苗を植えました。
国の名勝に指定されている輪島市の「白米の千枚田」では、過疎化で農家が減ったことから、景観を維持するため一般の人が米作りを体験できるオーナー制度が導入されています。
9日は全国各地からオーナーとボランティア、およそ400人が参加して田植えを行いました。
参加者たちは、長靴を履いたりはだしになったりして水田に入り、ぬかるむ泥に苦労しながらコシヒカリの苗を一つ一つ植えていきました。
9日は、密にならないようグループごとに午前と午後に分散して作業を行ったほか、検温やマスクの着用などを徹底したということです。
京都府のオーナーの男性は「訪れようか迷いましたが、屋外での作業なので感染対策をしたうえで参加しました。ほかの場所には立ち寄らず、帰宅する予定です」と話していました。
「千枚田」では今後、草刈りや稲刈りも行われる予定ですが、感染状況によっては、中止の可能性があるということです。
「白米千枚田」Facebookより
昨日は千枚田で田植えが行われました。密を避けるため、午前、午後に分けてオーナー、ボランティアが参加しました。皆様のおかげで無事田植えが終了しました。ご協力いただきありがとうございました😊秋に美味しいお米をいただきましょう!
白米千枚田さんの投稿 2021年5月10日月曜日
白米千枚田
白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、古くより「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。