輪島たいむす

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「輪島市朝市」を対象に改正食品衛生法に基づく加工場改修費を輪島市が支援することが決定しました

「NHK(石川 NEWS WEB)」HPより※リンク先に動画あり

www3.nhk.or.jp

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6月施行された改正食品衛生法に基づき、輪島市の「朝市」で加工品を売る際により衛生的な加工場を整備することが義務づけられ、輪島市は、「朝市」の露店を対象にそのための改修費を支援することになりました。

輪島の「朝市」は、海産物を使った干物や魚しょう、野菜の漬け物などを販売する露店が並ぶ、能登半島を代表する観光名所です。
6月1日から施行された改正食品衛生法に基づき、露店の経営者は食中毒の発生を抑えるため、より衛生管理を徹底した加工場に改修することが義務づけられました。
具体的には、食品を加工するのとは別に手洗い専用の水場を用意したり、加熱や冷凍などの処理をする場合は、専用の温度計を設置したりすることが必要になりました。
このため輪島市は、約90軒ある食品加工品を売る露店を対象に、50万円を上限に、加工場の改修費の9割を支援する方針です。
輪島市は、新型コロナの感染拡大で観光客が激減し、苦境に立たされているそれぞれの露店に、この支援策を活用して営業を続けてもらいたいとしています。
輪島市朝市組合の冨水長毅組合長は「露店の経営者には高齢者も多く、新型コロナの影響を受ける中、今後も営業を続けるためには市の支援は非常にありがたい」と話していました。