「中日新聞」HPより
輪島市河井町の写真館経営高田陽一さん(71)が、全国の写真館関係者が撮影技術を競うコンクール「日本写真館賞」で四度目の入選を果たした。
受賞作は「わたしたちのおしごと」と題し、三世代家族がそれぞれの仕事着や制服姿でむつまじくフレームに納まる一枚。
「家族のつながりを写したかった」とほほ笑んだ。
同賞は日本写真館協会(東京都)が主催。
昨年は新型コロナの影響で中止となったが、提出された作品があったため、今年分と合わせて審査された。
ポートレートや学校スナップなど全七部門に千九百二十八点が集まった。
高田さんの作品は総数四百二十二点の「家族写真部門」で入選十作品に入った。
年賀状のために毎年撮影している一家といい、親、子、孫世代がそれぞれ職場の作業着姿や、美容師のはさみを持ったり、学校の制服にランドセルを背負ったりして写っている。
高田さんはこれまで、家族写真とポートレート部門で合計三回入選し、今回は二〇一六年以来。
「ハイレベルで入選も難しく、久しぶりに認めてもらえた。これからも応募していきたい」と意欲を見せた。
「写真館ドットコム 【(協)日本写真館協会】」HPより