輪島たいむす

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今年で100歳になられた「市堀」さんに長寿のひけつを聞いてみた (。 ・д・)-д-)

「北國新聞」HPより

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5月25日に100歳となった輪島市鳳至町の市堀(いちぼり)かずみさんは写経と新聞を読むことを毎日欠かさず「この年まで生きてこられたのは皆さま、仏様のおかげ」と感謝している。

市堀さんは曹洞宗永福寺の自坊で、長女の祐子さん(75)と次女の由美さん(65)、次女の婿で前住職の玉宗さん(65)の4人で暮らす。

市堀さんは22歳で寺に嫁ぎ、現在でも本堂での朝夕のお参りを欠かさない。
毎朝、北國新聞を隅から隅まで目を通し、趣味の裁縫は若い頃には呉服屋から着物の仕立てを頼まれるほどの腕前で、必要とあれば今でも破れた箇所を直すために針を持つ。

2005年に夫で先々代住職の孝之さんが94歳で亡くなってから写経を始めた。
毎日わら半紙2~3枚に般若心経を一文字一文字、丁寧に書き写す。裏庭にある墓の周りの掃除や草刈りにも汗を流すといい、「ぼーっとするのが嫌。なんかしとらんと寂しい」と語る。

耳が遠くなり、歩くには補助具が必要だが、食事や風呂、トイレなど身の回りのことは一人で済ます。唯一の友人が金沢の施設に移り、会いたくてもコロナ禍で会いに行けないのが残念で、「いつになったら収まるんかねえ」といち早い終息を願う。

玉宗さんは「家族と一緒に暮らしていることが張り合いになっているのかもしれない。人生の師匠であり、学ばせてもらっている」と話し、市堀さんは「みんなに大切にしてもらって気の毒や。毎日感謝、感謝です」と語った。