「NHK NEWS WEB」HPより（リンク先に動画あり）
定員割れが続く輪島市にある２つの県立高校で、市が運営し、生徒の学習などをサポートする「学習センター」が９日、本格的に開設されました。
輪島市は、輪島高校と門前高校で新入生の定員割れが続いてることから、生徒を確保するために、学校の魅力化の取り組みを進めています。
その一環として、それぞれの高校で放課後に生徒を支援する「学習センター」が、９日から本格的に開設され、このうち輪島高校ではセンターが置かれた教室に３年生３人が集まりました。
生徒たちは、数学や生物の自習を進めながら、この取り組みのために採用された市の職員に質問をしていました。
輪島市によりますと、市内には民間の学習塾が少なく、「学習センター」では、平日、２つの高校であわせて３人の担当職員が、自習のサポートをしたり、就職の相談を受け付けたりするということです。
生徒は１か月あたり、▽１年生と２年生が３０００円、▽３年生が５０００円の料金を支払うことで利用できます。
利用する３年生の男子生徒は「今までは１人で勉強してきたので、『学習センター』では勉強のスケジュールの立て方なども質問して、役立てたいです」と話していました。
