輪島たいむす

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「航空石川」が受け入れを表明していたウクライナから避難の親子が能登空港に到着しました

「NHK」HPより(リンク先に動画あり)

www3.nhk.or.jp

輪島市の学校法人「日本航空学園」が受け入れを表明していたウクライナからの避難者が2日、能登空港に到着しました。

2日、能登空港に到着したのは、ウクライナ人女性のナタリア・ロトリエヴァさんと、娘のヴァレリアさんの2人です。
空港では、学園の教職員や生徒など約20人が2人を出迎えました。
学園によりますと、2人はウクライナ第2の都市、ハルキウからブルガリアに避難していて、学園が避難者の受け入れのためにヨーロッパに派遣していた職員を通じて、輪島市に行くことを申し入れたということです。
2人は2日から輪島市が管理する集合住宅に入居し、家賃や食費などの生活費は、当面、市と学園が協力して支援するということです。
娘のヴァレリアさんは6月6日から、学園が運営する高校でほかの留学生とともに日本語の授業を受ける予定で、母親のナタリアさんも日本で仕事に就くことを希望していて、輪島市と学園が支援することにしています。
ヴァレリアさんが通うことになる日本航空高校石川の浅川正人校長は、「輪島市と協力して、2人がスムーズに日本での生活を送れるよう支援していく」と話していました。

「北國新聞」HPより

www.hokkoku.co.jp

ロシアによる侵攻でウクライナから避難してきた女子高校生のヴァレリア・ロトリエヴァさん(17)と母親のナタリアさん(39)が2日、受け入れ先の輪島市の航空高石川に到着した。
一時避難していたブルガリアから来日した2人は、生徒、教職員から歓迎を受け、「母国では多くの人が生活できない厳しい状況にある中、日本に来ることができて本当に感謝している」と話した。

「普通の生活がしたい」
2人の出身地はウクライナ第2の都市ハルキウ(ハリコフ)市で、ロシア軍の侵攻で多数の市民が犠牲となっている。
4月上旬に戦禍を逃れ、ブルガリアで一時避難していた。

民間機で1日夜に羽田空港に着いた。2日午前10時ごろに能登空港に到着した2人は、空港で同校の生徒や教職員ら約20人から出迎えられ、一緒に歩いて航空高石川に向かった。

3人家族で、ヴァレリアさんの父親はハルキウ市に今もとどまっている。
同校で会見に臨んだ2人は「母国にいる家族や友人に会いたい。普通の生活に戻りたい」と心境を吐露した。

同校は4月に避難民の支援を表明した。
東欧に滞在中の日本航空学園(山梨県)の職員が2人と接触し、来日を希望したため、準備を進めていた。

2人は輪島市が無償で提供する住居に入り、ヴァレリアさんは6日から同校の2年生として、日本語教育などを受ける。
ヴァレリアさんは「日本で勉強など普通の生活を再開したい」と話した。