輪島たいむす

石川県輪島市の情報をゆる~く紹介していきます

住吉神社にて市無形民俗文化財「水無月祭り」の本祭りが営まれました

「中日新聞」HPより

www.chunichi.co.jp

輪島市里町の南志見(なじみ)住吉神社で三十一日、市無形民俗文化財「水無月(みなづき)祭り」の本祭りが営まれた。
新型コロナの影響でキリコやみこしの巡行は三年連続見送り、氏子総代ら十二人が出席して拝殿での神事のみ実施。
地元の高校生が特別に太鼓を奉納した。

神職がおはらいし、祝詞を読み上げた。
参列者は玉串を奉納し、地域の安寧や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈った。
後半で高校生四人が威勢よく太鼓をたたいた。
輪島高一年の中川直重さん(16)は「自分たちの太鼓で少しでも地域が元気になればいい」と話した。

本来は三十日宵祭り、三十一日本祭りの二日間でキリコやみこしが練る。
今年は宵祭りも神事のみ実施した。
祭りを運営する「水無月祭奉賛会」上梶(かみかじ)秀治会長(73)は「祭りは地域の方と市外に出た方との集いの場でもある。来年に期待したい」とあいさつした

水無月祭り

wajimanavi.jp

南志見住吉神社では陰暦六月晦日には例大祭が執り行われてきました。

陰暦六月は古くから水無月と呼ばれていたので、この例大祭を月名より「水無月祭り」と称するようになりました。

水無月祭りは、南志見地区の5町(里町、尊利地町、忍町、小田屋町、東山町)の夏祭りで、キリコと御輿が勇壮に乱舞する夏越しの神事です。

21時頃から各町内のキリコ(全10基)と御輿(全5体)が動き出し、23時30分頃には住吉神社に集合する。その後、揃って街中を練り歩き翌0時過ぎに南志見中学校内に建立された御仮屋付近でキリコが大乱舞します。

その間に、海岸の大松明に火がつけられ、3本の御幣を奪い合うと祭りのクライマックスを迎えます。御仮屋で、10基のキリコが乱舞するのは見事です。

翌日は15時より海岸で神事を行った後、住吉神社で神事を行い、その後各町内に帰って神事を行い、最後に神社に帰り終了します。