輪島たいむす

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名舟町にて「名舟大祭」が始まりました

「中日新聞」HPより

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御陣乗太鼓(石川県無形民俗文化財)の発祥地である同県輪島市名舟町で三十一日、名舟大祭が始まった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、キリコ巡行は三年連続で中止となったが、御陣乗太鼓保存会のメンバーが渾身(こんしん)の演技を披露し、みこしも出て気概を示した。

午後十時二十分ごろ、奥津姫神社(白山神社)のふもとに設けられた舞台で、夜叉(やしゃ)や幽霊の面を着けた保存会員が太鼓を奉納。
威嚇するように雄たけびを上げ、ばちを高くから振り下ろして迫力ある音を響かせた。訪れた人たちは勇壮な演技に見入っていた。

御陣乗太鼓は、一五七七年に上杉謙信軍が名舟村(現・名舟町)に攻め寄せた際、村人たちが木の皮や海藻で作った恐ろしい面の姿で陣太鼓を打ち、夜襲を仕掛けて敵を退散させた伝承が由来。
名舟の男性のみが継承している。祭りは八月一日まで。

名舟大祭

御陣乗太鼓発祥の地へ!
名舟大祭の目玉は、なんといってもこの地に古くから伝わる「御陣乗太鼓」!
この地に伝わる伝統を体験ください…。

それは天正4年(1576年)、上杉謙信の能登攻略のとき、古老の一計で奇妙な面を付け、陣太鼓を打ち鳴らし上杉軍に奇襲をかけ敗走させたのが始まりといわれています。
「翁面」「でか面」「夜叉面」「ダルマ面」「男幽面」「女幽面」の6種類の面を付けた6人の男達により叩かれる。
御陣乗太鼓の伝承は地元に生まれたものにしか資格がなく、今も引き継がれており、石川県指定無形文化財に指定されている。

【2022年 名舟大祭 執行日程】
○7月31日(日) 宵祭 ※神輿渡御は行いますが、キリコは出ません。
21:00 キリコ宿元出発合
21:30 キリコ神社境内に集合完了(祭事始め 祝詞奏上・子ども御陣乗太鼓)
22:00 キリコ神社境内を出発
22:10 御神輿渡御(舳倉島より神霊お迎え)
22:30 御陣乗太鼓奉納打ち(御陣乗太鼓本番打ち)
23:00 御神輿渡御、キリコの町内渡御
0:00 御神輿仮屋に到着(御神輿お泊り)

○8月1日(月) 本祭
14:00 神楽奉上 御神輿仮屋より出発(御陣乗太鼓が山車で先導)
14:40 御神輿会場渡卸(舳倉島より神霊お見送り)
15:00 御陣乗太鼓奉納打ち
15:20 御神輿社殿に還御 祝詞奏上
15:40 創作神楽舞「奥津かぐや姫」奉納
16:20 祭礼終了

※多少の時間の遅速があります。