輪島たいむす

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垂水の滝で強風で水が吹き上げられる現象「逆さ滝」&荒波にもまれて白い泡状になる「波の花」が発生しました

「中日新聞」HPより

www.chunichi.co.jp

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断崖風景が有名な石川県輪島市の曽々木海岸(国指定名勝・天然記念物)に注ぐ垂水(たるみ)の滝で十六日、強風で水が吹き上げられる現象「逆さ滝」が見られた。
落差約三十五メートルの垂水の滝は、海岸沿いの崖から水が日本海へと直接流れ落ちる絶景で知られる。冬は北西の強い季節風により、水が滝つぼへ落ちる前に空へと吹き散らされ霧状になることから「吹き上げの滝」とも呼ばれる。
この日は海中の植物性プランクトンの粘液が荒波にもまれて白い泡状になる「波の花」が海岸に押し寄せて滝周辺に舞い上がり、二つの冬の風物詩を同時に見ることができた。
金沢地方気象台によると、発達した低気圧の影響で県内は西寄りの強い風が吹き、輪島観測所では午後二時すぎ、二二・四メートルの最大瞬間風速を記録した。

垂水の滝

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wajimanavi.lg.jp

輪島市と珠洲市の境界にある落差30mの滝。
断崖から海へと一気に流れ落ちる様子は迫力満点です。
春には、滝の上流で雪割草が咲き、冬の風の強い日は、海からの季節風によって水が吹き上げられ、水が落ちてこないという珍しい現象が見られることも。
別名「吹き上げの滝」!

波の花

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冬の能登の風物詩。11月中旬から2月下旬の海が荒れて波が高い、寒さの激しい日に現れます。
海水中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が岩にぶつかるたびに空気を含んで白い泡状になります。
その泡のことを「波の花」と呼んでいます。
主に「垂水の滝」・「曽々木海岸」・「鴨ヶ浦」で見ることができます。