「NHK（石川 NEWS WEB）」HPより
輪島市と富山県西部を結ぶ「能越自動車道」のうち、開通が遅れる可能性が出ていた輪島市内の区間について、28日、県と市の担当者が現地を視察し、国土交通省の担当者からあらたな開通時期の見通しや工事の進捗状況について、説明を受けました。
「能越自動車道」のうち、「のと里山空港インターチェンジ」から、北に４．７キロの区間は、当初、来年の夏までに開通させる計画で建設が進められていましたが、追加の工事が必要になり、開通が遅れる可能性が出ていました。
28日は県と輪島市の担当者６人が現地を視察しました。
工事を進める国土交通省金沢河川国道事務所の担当者からは、道路の開通時期について「再来年」とする見通しが示されたほか、計画されていた４か所の高架橋の建設工事がすでに完了したことなどが説明されました。
また、追加工事の要因となった巨大な岩についても県や市の担当者が状況を確認していました。
輪島市の湊栄三建設部長は、「現場を視察して、開通の遅れの理由について納得できた。１日も早い全線開通を国に働きかけていきたい」と話していました。
能越自動車道
【能登地域・富山県西部と三大都市圏との結びつきを強化】
【地域の発展と産業・観光の活性化目指して】
能越自動車道は富山県西部と石川県能登半島地域を結ぶ一般国道の自動車専用道路で延長約100kmです。
また、北陸自動車道及び東海北陸自動車道と接続しており、能登方面から東京・名古屋・大阪を中心とする三大都市圏へのアクセスが良くなり交流を促進するとともに、地域の結合の強化を図ります。
人・物・情報の動きを活発にし、産業の振興及び本地域の豊富な観光資源等のネットワーク化によって、新たな観光需要の創出を支援します。
