「中日新聞」HPより
日本代表として活躍したトップアスリートが幼稚園児とボール遊びをする教室が2日、輪島市河井町の海の星幼稚園であった。
能登半島地震の影響を受けている子どもたちを元気づけようと、日本サッカー協会と日本トップリーグ連携機構が2月上旬から、被災市町で実施している。
未就学児を対象とした教室は同市では初めて。この日は金沢市出身・在住の北京五輪ソフトボール女子金メダリスト坂井寛子さん(45)とサッカー元日本代表小村徳男さん(54)が講師を務めた。
教室の冒頭、ポケモンが描かれたリュックサックとボールが園児らに贈られた。
参加した2~5歳の19人はピカピカの新しいボールを高く投げたり地面についたりしながら、教室内を駆け回った。人気アニメのポケモンのキャラクター「エースバーン」の着ぐるみも登場し、子どもたちを楽しませた。
古川福之助君(5)は「エースバーンにタッチしたり、ボールをもらったりして楽しかった。ボールを捕るのがうまくいった」と喜んだ。