輪島たいむす

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能登半島地震で被災した河井町の洋菓子店「アンファン」さんが営業を再開しました

「中日新聞」HPより

www.chunichi.co.jp

能登半島地震で被災した輪島市河井町の洋菓子店「アンファン」が2日、営業を再開した。
創業3周年を前に地震に見舞われたが、発生から3カ月余りで再開にこぎつけた。

店主の小町真奈三さん(40)は、親が営む同市内の洋菓子店「アンデルセン」を独立し、2021年1月に店を開いた。
チーズケーキ、ガトーショコラといったケーキ類のほか、フランス北西部のブルターニュ地方に伝わる伝統的な焼き菓子「ファーブルトン」などが店内に並ぶ。
店は地震で壁に亀裂が入るなどしたが、菓子作りに使う器材は無事だった。

再開にあたり、不安もつきまとう。
地震後に市内で開かれてきた炊き出しも次第に減ったことで「食事にお金を使うようになる。ケーキやお菓子を買いに来てくれるのか」と悩んだ。

それでも「甘い物を食べたい」「いつまた店を開けるの」と再開を期待する声を聞き「応えなければ」と小町さん。
地震で卸先がなくなった自営業の人の商品を販売する場も提供できたらと、再開を決断した。

小町さんは「甘い物を食べて心を安らげてもらえたら」と話した。
店は午前10時~午後5時。土日と月曜休み(いずれも変更の可能性あり)。

アンファン