「北國新聞」HPより
輪島市の国名勝「白米(しろよね)千枚田」で22日、ボランティアによる稲刈りが行われた。
市内外から参加した約200人が斜面に連なる棚田で黄金色に色づいた稲を収穫した。例年稲刈りボランティアには、自由に参加できたが、今年は新型コロナ感染予防のため、予約制とした上で、午前と午後の2回に分けて行われた。
参加者は受付で検温を済ませた後、鎌を使って丁寧に刈り取り、わらで束ねてはさ掛けした。
市内の高校や各種団体が協力した。
作業後には新米のおにぎりと天然フグ「輪島ふぐ」のみそ汁が振る舞われた。
家族5人で参加した小松市南浅井町の会社員八田貴志さん(41)は「しばらくコロナで子どもたちをどこにも連れて行ってあげられなかった。素晴らしい景色の中で、とてもいい体験ができた」と笑みを浮かべた。
「白米千枚田」Facebookより
いよいよはじまりました!稲刈りです。
今日から4日間分散型稲刈りがスタートしました。
今日は企業会員の方が社員の方たちと参加してくださっています。
イオンリテールさん、JR西日本七尾支部さん、富士通エフサスカスタマーサービスさん、その他一般オーナーの方々、今日の午前の部は、70人程の参加です。
今日は稲刈り3日目です。
刈り取られて順番にはざにかかっていっています。
明日は一般ボランティアの方々も参加しての、最終日です
「輪島たび色」HPより
9/19(土)〜9/22(火)
白米千枚田オーナー会員さんが稲刈りを行います。
今年は新型コロナウイルスのため、4日間午前午後に分散して行っています。『稲を刈る→稲を束ねる→ハザ干しをする』
この稲を束ねるのがなかなか難しくて苦戦します。
白米千枚田愛耕会の方に教えてもらいながらみなさん頑張っています。終了後には新米のおにぎりと輪島ふぐのみそ汁が振る舞われます。
刈った稲を結んで、束ねて、坂の上まで運びます。
その稲は白米町にハザ干しします。
ハザとは、木や竹を使い、3~5メートルの従棒を立て、それに何段もの横棒を渡して組み上げたものです。
天日でゆっくりと乾燥させることで、米の食味が増します。
また、逆さに干すため、茎や葉に残っている成分が、お米の方に下がって行き、甘くなります。
白米千枚田は海沿いにあるため潮風に当たり、ほんのり塩味になるとか…。
白米千枚田
白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、古くより「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。