輪島たいむす

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日本航空の「廃材問題」について金沢地裁にて初弁論が開かれました

問題の経緯については下記リンクをご参照ください。

wajimatime.hatenablog.com

「YAHOO!ニュース(MRO北陸放送)」HPより(リンク先に動画あり)

news.yahoo.co.jp

石川県輪島市の日本航空高校石川などの校舎や学生寮で、壁の内部から石膏ボードなどの産業廃棄物が見つかっている問題。
学園と建設会社を巡る対立は、法廷での争いに発展しました。

壁の内側から出てきたのは、なんと石膏ボードや軍手などの産業廃棄物。
今年5月、輪島市の日本航空高校石川と日本航空大学校の校舎と学生寮で、相次いで見つかったものです。

学園側は、廃棄物の撤去や、補修工事を行う期間の仮校舎の建設費用などとしておよそ50億円を請求しています。
これに対し、建設を担当した東京の前田建設工業は、「廃材の処理は学園側の責任者と同意のもとになされた」とし、主張は真っ向から対立しました。

事前の調停も不調に終わったことを受け、前田建設工業は、学園に対して支払うべき債務が存在しないことを確認する訴えを金沢地裁に起こし、27日、初弁論が開かれました。

前田建設工業・田川亮常務執行役員
「(当時の工事の)所長と現場の職員が(産業廃棄物だという)認識がなかったかもしれない。両者の主張が食い違っているところをきちんと精査して早いうちに今回の事案を解決できれば」

日本航空学園・梅沢重雄理事長
「いかに自分の責任を転嫁するじゃないが、ごみ屋敷を作ってくれと頼んだわけではない。教育の現場なので、誠心誠意一緒になってこの問題を解決したい」

学園側は今後、建設会社に対し損害賠償を求める訴えを起こすことにしていて、両者の溝は一向に埋まる気配がありません。