「北國新聞」HPより
輪島市町野町徳成谷内の真言宗天王寺で3日、ピンクや白などのシャクナゲが満開を迎え、参拝者を和ませている。
境内と裏山に住民らが寄進した2456本が植えられており、見頃は15日ごろまで続く。寺のシャクナゲは廣澤佑昇(ゆうしょう)住職(73)が1984年、高野山(和歌山県高野町)から持ち帰った苗木を植えたのが始まりで、今年は新型コロナ収束などを願って新たに15本を植樹した。
廣澤住職は「心に癒やしを与える美しい景観を維持していきたい」と話した。
同寺で5日に行われる予定だった花祭りと護摩供養は中止となった。
天王寺(通称しゃくなげ寺)
「能登石楠花寺」の名で知られているお寺です。
約2000本のシャクナゲが4月中・下旬頃から咲き始め、訪れた人の目を楽しませてくれます。