「NHK NEWS WEB」HPより
耕作放棄地につくられた輪島市内の農場で、親子によるそばの種まきの体験会が開かれました。
輪島市門前町の本郷地区では、地域の里山保全会が、作付けがされなくなっていた広さおよそ１０００平方メートルの耕作放棄地を農場として整備し、特産のそばの種まき体験会を開いています。
２２日は、４組の親子連れが農場を訪れ、保存会の人から焦げ茶色で、先のとがった形のそばの実を受け取ると、３０センチほど間隔を空けながら丁寧にまいていました。
１０月下旬以降に実ったそばを収穫し、じねんじょを練り込んだ特産の「門前そば」を試食する予定だということです。
参加した中学２年の女の子は「そばが元気に育ち、たくさんの実をつけて欲しいです。『保全会』の活動でまた田んぼや畑が広がる地区になればうれしいです」と話していました。
また「本郷里山保全会」の谷内寿治会長は「子どもたちに、昔ながらの農作業や地区の伝統的な文化を知って欲しくて、この体験会を開いています」と話していました。
