「梶 文秋」市長 退任式
「梶 文秋」市長おつかれさまでした。
「中日新聞」HPより
輪島市の梶文秋市長(73)が十八日、任期満了で退任した。
市役所での退任式では市幹部職員ら四十人を前にあいさつし、旧市時代から六期二十四年を振り返り「長い間支えていただき、幸せだった」と感謝した。あいさつで梶市長は、輪島高校を卒業し大阪市の繊維工業会社に勤めるも、肺結核を患い療養を経験したことを語った。
退院後、一九七一年に市役所に入庁したことについては「改めていただいた命と思い、人のために尽くそうと気持ちを切り替えたから」と話した。九一年から旧市の市議を二期途中まで務め、九八年に市長に初当選。
「市役所に関わって五十一年もたった。たくさんの人と出会い、どうすれば人が幸せになれるのか、教えていただいた」と回顧。
二〇〇七年三月二十五日の能登半島地震は「想定外のことだった。ボランティアにも多くの人が参加し、恩を返さねばと思ってきた」と述べた。最後は人口減少や財政状況について厳しい環境になると指摘し「力を合わせて市民のため、未来のために精いっぱい頑張ってほしい」と職員を激励した。
任期途中の宮坂雅之副市長(65)も退任。取材に「梶市長の下で選任されたので同じ時に辞めようと考えていた。新市長に新たな副市長を選任してもらうのが、市民の皆さんのためになる」と理由を説明した。
式では「失敗を恐れず、何が必要なのかを考えてほしい」とエールを送った。午後五時前、二人は職員から花束を受け取り、市民から拍手を受けながら、市役所を後にした。
新市長の坂口茂さん(65)は二十二日に初登庁する。
「石川テレビ」HPより(リンク先に動画あり)
18日で任期を終えた石川県輪島市の梶市長が職員に向け「結束して市民のために頑張って欲しい」と最後のメッセージを送りました。
梶市長は退任式で集まったおよそ50人の職員を前に、最後の挨拶をしました。
梶市長:
「アイデアを駆使してやれば必ず仕事は出来る。結束し市民のために頑張って欲しい」梶市長は1998年、合併前の旧輪島市長選で初当選し、その後旧門前町との合併に伴う市長選にも勝利し6期24年間、市長を務めました。
次期市長となる坂口茂さんの任期は19日から4年間となります。