輪島たいむす

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3年ぶりに「能登麦屋節」の全国大会が開催されました♪

「NHK NEWS WEB」HPより(リンク先に動画あり)

www3.nhk.or.jp

輪島市で、そうめんの原料となる小麦をひく際に歌われた民謡「能登麦屋節」の全国大会が3年ぶりに開かれ、愛好家が自慢ののどを披露しました。

この大会は、県の無形民俗文化財に指定され、室町時代から地元で歌い継がれている「能登麦屋節」の普及を目的に、輪島市や輪島商工会議所などが開いています。
去年とおととしは新型コロナの感染拡大防止のため中止となり、開催は3年ぶりです。
会場の輪島市文化会館には、北陸3県や大阪から4歳から84歳までの民謡の愛好家、80人あまりが集まりました。
午前中は一般の部とシニアの部の予選が行われ、ステージに立った出場者は三味線や太鼓の伴奏に合わせて、「能登の七浦でイナー(しつら)竹切るイナー音はヤーイナ(おと)三里聞こえてイナー」などと(さんり)「能登麦屋節」の一節を(ひとふし)歌いました。
観客席からは応援に駆けつけた家族や知人たちから大きな拍手が送られていました。
津幡町から参加した21歳の女性は「3年ぶりの出場なので新鮮な感じで歌えて楽しかったです。能登を代表する曲なので全国区の歌になればいいと思います」話していました。

「中日新聞」HPより

www.chunichi.co.jp

輪島市門前町に室町時代から伝わる伝統民謡「能登麦屋節」の全国大会が二十九日、市文化会館で開かれた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で三年ぶりの開催。一般の部では、富山大四年の西房亜美さん(21)=津幡町=が最優秀賞に輝いた。

輪島市民まつり振興会などが主催し三十四回目。
一般、七十歳以上の希望者が参加するシニア、中学生以下の少年・少女の三部門に県内外から計八十九人が参加し、予選と本選で歌唱力や表現力などを競った。

西房さんは、優秀賞に選ばれた姉のさん(25)とともに二歳から民謡を習い始め、小学五年生の時には少年・少女の部で最優秀賞を受賞した経験もある。
「麦屋節は長く歌ってきた民謡。一般の部で念願の優勝ができてうれしい」。コロナ禍で久しぶりの大会出場となり「ひりひりとする感じで楽しかった」と笑顔を見せた。

シニアの部では富山市の森川正雄さん(75)、少年・少女の部では富山県砺波市の庄西中学校一年、平野絢楓さん(12)が最優秀賞に輝いた。

能登麦屋節は、かつて盛んに作られていた輪島そうめんの原料となる小麦粉をひく作業の中から生まれた粉ひき唄。輪島市門前町の七浦地区を中心に歌い継がれ、一九六八年に県無形民俗文化財に指定されている。

◇ほかの入賞者の皆さん
【一般】
 ▽優秀賞 合谷芳春(野々市市)西房唯(津幡町)今井千会(富山県南砺市)
 ▽奨励賞 川西美穂(富山県高岡市)東川忠(能美市)
 ▽努力賞 明法寺美弥子(富山県高岡市)平野知香(同県砺波市)
 ▽特別賞 久保愛子(輪島市)
【シニア】
 ▽優秀賞 大村忠正(富山県高岡市)
【少年・少女】
 ▽優秀賞 箕崎文音(津幡町)
 ▽奨励賞 野口愛央(内灘町)今井心美(富山県)