輪島たいむす

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輪島中学校の生徒さんが輪島塗の技術について学びました

「NHK」HPより(リンク先に動画あり)

www3.nhk.or.jp

輪島市で、輪島塗の職人たちが地元の中学校を訪れ、子どもたちの前で壊れた漆器の修理を行いました。

輪島塗の職人や漆器店などで作る組合は、ことしから、元の持ち主に1点あたり1000円を負担してもらうことで、使わなくなった漆器を引き取り、修理して再び使えるようにする活動に取り組んでいます。
13日、資源の有効利用を考えるとともに地元の伝統的な技術を知ってもらおうと、4人の職人が地元の輪島中学校を訪れ、修理作業を実演しました。
職人たちが、おわんや皿の漆が傷んだ部分を「紙やすり」で磨き、はけなどを使って漆を塗り直していく様子を、中学生たちは興味深そうに見学していました。
修理した漆器は、市内の小中学校で調理実習の際に使ってもらう予定だということです。
漆器の修理を見学した2年生の女子生徒は「壊れた漆器をすぐに捨てるのではなく、修理して使っていくのは、とてもよいことだと思います」と話していました。
今回の取り組みの責任者で輪島漆器商工業協同組合の理事の岡垣祐吾さんは「活動を通して、若い世代の人たちに漆器の魅力を知ってもらうことで、技術の継承につなげていきたい」と話していました。

「輪島市立輪島中学校」HPより

cms1.ishikawa-c.ed.jp

13日の昼休み、輪島塗職人の皆さんが来校し傷んだ漆器を修理する様子を見せてくれました。
生徒たちは作業を見学するだけでなく、傷んだ漆器の漆を削り落とす「水研ぎ作業」も体験することができました。
地元の伝統工芸の魅力に触れることができた有意義な昼休み時間となりました。
輪島漆器商工業組合の皆様、ありがとうございました。