輪島たいむす

石川県輪島市の情報をゆる~く紹介していきます

2023年3月7日(火)に輪島市最古の商業施設「ファミィ」さんが閉店しました

「北國新聞」HPより

www.hokkoku.co.jp

輪島市内で最も古いショッピングセンター「ファミィ」(宅田町)が7日閉店し、40年の歴史に幕を下ろした。
6日夜には地元バントによるライブステージが催され、関係者や常連客約50人が集まり、名残を惜しんだ。

ライブはファミィの開業時から入るパン店「ニューフルカワ」が、往事のようににぎやかに最後の日を迎えようと企画。
親交のある地元バンド「ノンポリシー」が、フルカワをイメージしたオリジナルソングなどを披露した。
曲の合間には出演者がファミィの思い出を振り返り、涙を流す人もいた。

テナントの中には移転して営業を続ける店も多く、フルカワの店長古川まゆみさん(40)は「感謝しかない。バラバラになるけど、頑張っていく」と話した。

ファミィは、市内24の商店が「輪島市商業協同組合」を作り、1983年11月に開業した。
人口減少や大手ドラッグストアの進出で近年は売り上げが落ち込んでいた。

www.hokkoku.co.jp

●地域に愛され40年
輪島市で地域住民に40年親しまれてきたショッピングセンター「ファミィ」が7日閉店する。
地元の個人商店でつくる組合が運営し、かつては家族連れらでにぎわったが、人口減少や大手ドラッグストアの進出で近年は売り上げが落ち込んでいた。
市内で最も古い複合商業施設が姿を消すことに、関係者は「立て直しに努力したが、どうしようもなかった」と肩を落とし、利用客からは惜しむ声が上がった。

ファミィは1983年11月開業。
大型店の進出に対抗しようと、市内24の商店が「輪島市商業協同組合」をつくり、国の高度化資金を活用して水田を埋め立てて、地上2階建ての施設を建てた。

施設名は市民から募り、英語の「ファミリー」にちなみ「家族連れに愛される場所」との願いが込められた。

食品スーパーに、おもちゃ、本、レコード、家電、ファストフード、レストラン、パン、薬局、靴など多様な店が入り、多くの家族連れや若者が足を運んだ。

山岸町の主婦坂本しのぶさん(73)は「昔は子どもとおもちゃを買いに来た。にぎやかな思い出がいっぱいやね」と振り返る。

●売り上げ4分の1に
しかし、2003年には、道路を挟んだ場所にヤスサキ(本社・福井市)が運営する大型ショッピングセンター「ワイプラザ」が開業、ここ数年は周辺でドラッグストアの出店も相次いだ。
組合によると、バブル期に年間20億円近くあった売り上げは、近年4分の1ほどになった。

昨年末には核テナントの食品スーパーが抜け、客足はさらに遠のいた。
組合でスーパーを中心にテナントの誘致に取り組んだものの、施設の改修が必要になることなどから手を挙げる事業者は現れなかった。

関係者によると、設立当初24だった組合員数は一桁にまで減少。
電気代の支払いなども滞って組合は裁判所に破産を申し立てることを決めた。
開業当時から化粧品店を営み、2021年11月から組合の理事長を務める仲谷陽木(はるき)さん(70)は「皆さんに愛されたファミィを何とかして続けようと最後まで粘ったが、無念だ」と話した。

「ニューフルカワ」さんInstagramより

最終日前日(2023年3月6日)のファミイ店内

最終日前日は「ニューフルカワ」さんと「フラワー東樹園」さんと「ポピア 」さんが営業されていました
「ニューフルカワ」さんで店員さんと思い出を語りながら最後の買い物をされる方、店内の様子を見て思い出を語っている方、様々な方が最終日の「ファミイ」さんに訪れていました。

「輪島たいむす」が小学生の時にオープンした「ファミイ」さん。
家が近かったこととゲームセンターが遊びやすかったので「サンポア」さんより「ファミイ」派w
子供の頃は放課後に「ファミイ」へ行って近い場所にあったおもちゃ屋と本屋とゲームセンターで遊んでいました。
今までありがとうございました。