「北國新聞」HPより
「素晴らしい采配だった。何よりクリの人間性があったからこそ最高の選手が集まり、勝利を呼んだ」。
東京学芸大で捕手として、2年後輩の栗山監督とバッテリーを組んだ元門前高校長の大窪直二さん(63)=輪島市小伊勢町=は感激に浸った。町野高や輪島高で野球部監督を歴任し、プロ選手も育てた大窪さんは「どんなに忙しくても、メッセージを送れば必ず返してくれる律義なやつ。負担はかけたくなかった」と静かに応援を続けた。
10日の韓国戦は東京ドームのスタンドで声援を送った。
「笑顔は変わらないが、ずいぶんとやつれていた。ようやくプレッシャーから解放される。体を休めてほしい」とねぎらった。