「NHK」HPより（リンク先に動画あり）
電子マネーを購入しようとした高齢者に声をかけ、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、輪島市のコンビニエンスストアの経営者に、警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、輪島市でコンビニエンスストアを経営する新谷茂さんです。
輪島警察署で１２日、小坂裕署長から、感謝状が贈られました。
警察によりますと、新谷さんは、ことし２月、７０代の男性客が、電子マネーのカード５万円分を購入しようとした際、詐欺の疑いがあると判断し声をかけ、被害を未然に防ぎました。
電子マネーの購入に訪れた高齢男性は、「パソコンに『ウイルスに感染した』とメッセージが表示され、サポートセンターに電話すると修繕費用として、電子マネーを購入するよう指示された」と話していたということです。
県内では、ことしに入り３月末までに、確認された特殊詐欺は１８件、被害額はあわせて約２５５０万円で、去年の同じ時期と比べて３件増えています。
新谷さんは「詐欺は許せない行為なので、今後も地域のために警戒を続けたい」と話していました。
小坂署長は「特殊詐欺の防止には、留守番電話の設定が有効です。怪しいと思ったら気軽に家族に相談したり、警察に通報したりしてほしい」と話していました。
