輪島たいむす

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重蔵神社にて厄よけを祈願する神事「成祝式」が営まれました

「北國新聞」HPより

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輪島市河井町の重蔵神社で7日夜、厄年の男女20人が柳の枝を床の板にたたきつけて厄よけを祈願する神事「成祝(なりいわい)式」が営まれた。

数えで42歳の男性と33歳の女性が向かい合わせに正座し、先端を十字に切った「御宝木(ごほうぎ)」と呼ばれる枝を打ちつけて音を鳴らした。
大きい音が鳴るほど物事が成就すると伝わる。
同市河井町の岡垣祐吾さん(40)は「自分を律し、1年を過ごす決意ができた。健康とコロナ収束を祈願した」と話した。

神事には五穀豊穣の願いも込められ、御宝木が裂けるほど豊作になるとも言われる。

 

成祝式

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juzo.or.jp

神楽初めの神事。
昔から能登は、大変神楽が盛んな地であり各地にいろいろな神楽があります。
当社でも年中行事を通して神楽があります。
しかし、神様に静かなお正月を過ごして頂くため、元旦から七日の神楽初めの神事まで神楽を奏楽しない慣わしになっています。

御宝木(ごほうぎ)と呼ばれる生命力の強い川柳の木を叩くことによって「音が鳴る」と「物が成る」の意味があり、また叩いた後の御宝木がささらになり、稲穂の様な形になることから、五穀豊穣・天下泰平を祈念する神事となっています。