「NHK NEWS WEB」より(リンク先に動画あり)
ガソリンの小売価格が高騰するなか、輪島市は夏休みなどに多くの観光客を呼び込もうと、市内に宿泊した旅行者を対象に給油した費用の一部を補助することを決めました。
輪島市は市内のホテルや旅館などに泊まった人を対象に、7月19日から9月末までの期間、車のガソリン代の一部を補助します。
対象となるのは、自家用車やレンタカー、それにオートバイなどで、宿泊日数に関わらず1台につき1枚、宿泊施設で割引券が渡されます。
割引券は指定された市内のガソリンスタンドで使うことができ、市の補助によりガソリンや軽油を給油する際に1リットルあたり30円が値引きされます。
事前の申し込みは必要なく、観光でもビジネスでも利用することができます。
輪島市によりますと、こうした取り組みは東日本大震災の後などに観光業の活性化を目的としてこれまでに2回行われてきました。
輪島市は今回はガソリン代が高騰するなか、夏休みの期間も対象にすることで多くの観光客を呼び込みたいとしています。
輪島市観光課の永井一成課長は「旅行者の多くは車やオートバイを運転して来るので、この制度を利用してガソリン代を気にせず足を運んでほしい」と話していました。