輪島たいむす

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2021年6月に「市立輪島病院」にて新生児が死亡した医療事故で産科医を戒告処分

「北國新聞」HPより

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輪島市の市立輪島病院で昨年6月、新生児が死亡した医療事故で、市は13日、主治医の男性産科医を戒告の懲戒処分とした。
品川誠院長を訓告、助産師2人を文書による注意処分とした。

事故では、産科医が出産前に胎盤が子宮からはがれる「常位胎盤早期剝離(はくり)」を早産と誤診し、胎盤の剝離を進行させる陣痛促進剤の投与を続けた。
市は全面的に責任を認め、遺族に損害賠償金5825万円を支払い、示談が成立した。

病院は再発防止策として、早産や低体重、妊婦に異常出血がある場合は、産科医が複数人いる病院に搬送することなどを決め、別の病院の産科医に相談できる体制を確保した。

奥能登2市2町で常勤産科医は輪島病院の1人のみの状況で、石川県は奥能登の周産期医療体制強化に向け検討を進めている。