「HABニュース」HPより
釈迦の命日を偲ぶ法要が、輪島市の寺院で営まれ、動物の形をした団子を配る、「犬の子まき」が行われました。
「犬の子まき」は釈迦の臨終に駆けつけた十二支の動物のうち、作りやすい「犬」や「蛇」などの形をした団子を米粉で作り、仏前に供えたり、まいたりする行事です。
輪島市鳳至町にある曹洞宗の寺院、鳳来山永福寺では、法要が営まれたあと、釈迦の遺骨に見立てて作った涅槃団子を参列者一人一人に手渡しました。
動物の形をした団子は、無病息災の御利益があるとされています。
24日は長さ10センチほどの大きな団子も3つ用意され、住職とじゃんけんをして、勝った人に手渡されていました。
新型コロナの影響で今年は団子をまかず、手渡しする形になりましたが、住職は、来年こそ団子をまけるような年になってほしいと期待を込めていました。