「北國新聞」HPより
１５日午前７時５６分ごろ、輪島市鳳至町石浦町の男性（６７）方から出火、木造２階建て住宅と隣接する住宅の計２棟を全焼、ほか３棟に延焼し、約３時間半後に消し止めた。
けが人はいなかった。
現場は住宅密集地で、近くの鳳来保育所の園児が避難するなど周辺は一時騒然となった。輪島署や奥能登広域圏事務組合消防本部などによると、男性は親族の５０代男性との２人暮らし。
出火当時、男性は１階寝室にいたが、逃げ出して無事だった。
付近住民が１１９番通報した。
男性は「気付いた時は家の中から火が上がっていて、逃げるしかなかった」と立ち尽くした。「火が移ってもうたぞ」。通報から約４０分後、隣接する住宅の屋根から白煙と火が見えると、消火活動を見守っていた住民から悲鳴が上がった。
この隣家に住む会社員の男性（３０）は出勤の際、男性方の火事に気付いたといい、「まさか自分の家が燃えるなんて」と肩を落とした。現場は輪島港から南西約３００メートルの木造住宅が立ち並ぶ一角。
漁師町に隣接しており、この日はしけで出漁を控えた漁師ら大勢の住民が心配そうに消火活動を見守った。
周辺の民家では、万が一に備えて家財を運び出す住民の姿も見られた。消防車両１１台が駆け付け、現場と道路を挟んだ向かい側にある鳳来保育所では、登園していた園児３２人が市ふれあい健康センターに避難した。
石川県内には１５日、乾燥注意報が出ており、奥能登広域圏事務組合消防本部は火の取り扱いに注意を呼び掛けている。
「石川テレビ」HPより（リンク先に動画あり）
１５日朝、石川県輪島市で住宅から出火し、隣の家に延焼する火事がありました。けが人はいませんでした。
１５日午前８時ごろ、輪島市鳳至町石浦町の住宅で、付近の住民から「煙が出ている」と消防に通報がありました。
火は住宅を焼き、隣接する住宅一棟にも延焼しおよそ２時間後に概ね鎮火しました。
出火当時、火元の家には住人１人がいましたが逃げ出して無事でした。
現場は輪島市の朝市通りから５００メートルほどの住宅密集地で、出火当時騒然としました。
警察と消防で詳しい出火原因を調べることにしています。
