輪島たいむす

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コロナウイルスの影響で休止されていた「大本山總持寺祖院」の拝観を再開しました

「北國新聞」HPより

www.hokkoku.co.jp

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輪島市門前町の曹洞宗(そうとうしゅう)大本山總持寺祖院は21日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休止していた伽藍(がらん)内の拝観を約1カ月ぶりに再開した。
拝観客には他の客らと一定の距離を保つなど感染防止対策の協力を求める。

境内では、感染防止対策として、消毒液の設置や、拝観受付や総受付などに、飛沫(ひまつ)感染防止を目的としたビニールカーテンを設置した。
受付には、社会的距離を確保するための誘導マットが1メートル間隔に置かれた。

髙島弘成副寺(ふうす)は「安心して参拝できるよう、拝観者には距離を保ちながら見学してほしい」と話した。

總持寺祖院は、政府の緊急事態宣言を受け、4月20日から伽藍内の拝観を休止していた。

大本山總持寺祖院

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noto-soin.jp

大本山總持寺祖院、正しくは諸嶽山總持寺と言い今から約7百年前元亨元年(1321年) 瑩山紹瑾禅師によって開創されました。
翌元亨2年夏禅師に帰依された後醍醐天皇は綸旨を下され、總持寺を勅願所として「曹洞賜紫出世第一の道場」と定められました。
その後寺運益々隆盛を極め全国にその末寺1万6千余を数えるに至りましたが、明治31年4月13日不幸にして災禍により七堂伽藍の大部分を焼失しました。
これを機に布教伝道の中心を神奈川県横浜市鶴見に移しました。
当院は、祖廟として次々に堂宇が再建され、山内約2万坪の境内には焼失をまぬがれた伝燈院、慈雲閣、経蔵などのほかに七堂伽藍も再建されました。
山水古木と調和し、風光幽玄な曹洞宗大本山の面影をしのばせ、一大聖地として現在に至っています。