輪島たいむす

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「面様ござったぞ 」今年もアマメハギ(来訪神)がキタ━ヽ(≧▽≦)ノ━!!

「中日新聞」HPより

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新年に子どもの怠け心を戒める伝統行事「能登のアマメハギ」が2日、輪島市門前町皆月であり、てんぐやサルなどの面をかぶった男性が地域の家々を回った。
新型コロナ予防のため玄関までしか入らず、子どもたちを脅かすこともなかった。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されており、地区在住、出身者でつくる皆月青年会が受け継ぐ。
面を着けた20〜38歳の男性10人が「来訪神」として100軒を訪れた。
玄関で「面様ござったぞ」と声を掛け、息災を祈り、おはらいした。
アマメはいろりなどに長くあたるとできる火だこで、怠け者の印とされる。
青年会長の小谷紘樹さん(36)は「伝統を引き継いでいくため、規模縮小となってもやるべきだと思っていた。昨年からコロナが続いているが、今年は当たり前のことができる一年になってほしい」と話した。

アマメハギ

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ユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つ
「能登のアマメハギ」は2018年11月にユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして登録されました。

このアマメハギは正月や小正月などの年越しの晩に、仮面をつけた来訪者(神様)が家々を訪れてその家の災厄を祓い、幸福をもたらすというものです。

名前の由来「アマメ」とは、いろりに長く座っているとできるタコを指し、それをはぎ取るという意味から「アマメハギ」と呼ばれます。
天狗+異形の面をつけた若い衆が「怠け者はおらんか」などと家に入り、子供の怠け心を戒めよい子になるようにとの思いが込められています。