「讀賣新聞」HPより
輪島市門前町の総持寺祖院の寒行托鉢が9日に始まり、網代笠をかぶった修行僧ら7人が雪を踏みしめながら近くの地区を読経して回った。
住民らは僧に「ご苦労さまです」とねぎらいながら浄財を渡し、手を合わせていた。寒行托鉢は例年、羽咋市以北の能登地域で約1か月にわたって行われるが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、輪島市内に限定した。
僧らはマスクや手袋を着用するなどの予防策を徹底する。
今年は2月3日までの週末を中心に行われる。同院の高島弘成副寺ふうすは「一刻も早いコロナの収束を願いながら歩きたい」と話した。
寒行托鉢
寒中の期間、僧侶たちが市街地を托鉢して回る修行のことだそうです。
僧侶は右手に持鈴、左手に鉢を持って歩きます。
鈴の音が近づくと、市民は家の外に出て、僧侶に浄財を寄進する住民の方もおいでます。
總持寺祖院では、1月11日から寒行托鉢始まり、2月3日まで能登一円を歩くそうです。