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門前高校の生徒さんが總持寺通りに「アンテナショップ ごらい」を開設しました

「北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ」HPより

www.hokurikushinkansen-navi.jp

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曹洞宗大本山總持寺の開創700年に合わせ、門前高1年生は5日までに、輪島市門前町の總持寺通り商店街の見どころを紹介する「アンテナショップ ごらい」を開設した。
4月から授業で商店街について学んできた生徒が、各店のお薦めの一品に手作りの宣伝用ポップを並べ、市内外から訪れる人に商店街の散策を促す。

アンテナ店は商店街の一角に立つ市有形文化財「旧酒井家住宅」に開設した。
明治期に建てられた町家の土間と畳の小上がりを活用し、総持寺通り協同組合に加盟する16店のお薦めの商品を展示した。
31日まで午前9時~午後5時に開き、月曜日は休みとなる。

飲食店の紹介文には、各店のメニューの写真や地元食材にこだわっていることなどアピールポイントを記載した。
雑貨店を担当した小谷恵斗(けいと)さん(16)は、色鮮やかなキャンドルをモチーフにしたポップを仕上げ、「キャンドルがお薦め商品であることが分かるように工夫した」と話した。

生徒は「総合的な探究の時間」で、開創700年に向けたにぎわい創出の取り組みを学んだ。
飲食や衣料品、土産など1人1店舗を担当し、店主と意見を交わしながら商品の写真やイラストを配したポップやミニのぼりを仕上げた。

今後はアンテナ店で観光客を迎え、各店の目玉商品の販売も計画している。中角春香さん(15)は「商店街や總持寺祖院に訪れてみたくなる動画を作りたい」と力を込めた。

門前高の生徒はアンテナ店の開設に加えて、清掃活動に取り組むなどして、商店街に貢献している。
総持寺通り協同組合の能村武文代表理事(64)は「地元の子どもたちが商店街のことを考えてくれているのが、大きな励みになっている」と目を細めた。

アンテナショップ ごらい