北陸中日新聞Web より
これまで有事には、ボランティアセンターの運営などを市社協が中心となってしていたが、他の団体に応援を要請しないと人員が足りないことが多かった。
そこで積極的に協力していた輪島青年会議所と正式に協定を結ぶことで、対応を迅速かつ円滑にすることを目的としている。
市文化会館であった調印式では、輪島青年会議所の北島佑介理事長と市社協の上畠忠雄会長が協定書に調印。
上畠会長は「有事に被災地の連携がバラバラでは対応もうまくできない。今後は小回りのきく対応が可能になるはずだ」と話した。
また、両団体を含む市内の事業所や各種組合など計十一団体が「わじまの絆ネットワーク」を発足。
有事の情報交換やボランティアセンターの運営補助をするほか、日頃から防災セミナーを開催するなどして防災意識を高める。