「中日新聞」HPより
輪島市の夏を象徴する輪島大祭は二十二日、奥津比咩(おきつひめ)神社(海士(あま)町)の大祭で開幕した。
昨年に続き、新型コロナウイルスの影響でみこしの巡行は中止。
同神社里宮での神事のみが営まれた。
里宮には氏子ら三十人が集まった。
神事が始まると拝殿に入れられたみこしを前に、神妙な面持ちで頭を下げた。
本来ならば若衆がみこしを担ぎ、近くの袖ケ浜海岸で海に入る「海中渡御」で豊漁を願う。
遠島藤彦氏子総代会長(62)は「中止が続けば、祭りの手順や段取りがわからなくなっていく。来年こそは今まで通り実施したい」と話した。
輪島大祭は市中心部の四地区で連続する祭りの総称。
二十五日まで重蔵(河井町)、住吉(鳳至町)、輪島前(わじまさき)(輪島崎町)の各神社でも順番に神事が予定される。
迫力あるキリコやみこしの巡行で知られるが今年は全て見送られる。
輪島大祭
「輪島たび色」HPより
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